それはひょっとしてギャグで言ってるのか?

 ・まんだらけ 企業ぐるみでワンフェス限定品を転売

 2004/09/05追加
 上記URLはこっそり削除されてしまいましたので、ミラーを用意しました

 ワンダーフェスティバル2004で販売された少数限定品の数々が、まんだらけ渋谷店で販売されています。
 問題点1:
 あんたらディーラー参加して転売アイテムを仕入れていいと思ってますか?
 イベントが行われたのは8月29日。上記のリンク先は8月30日に公開されています。
 また、販売品目に並べられている人気ディーラーの限定品ですが、まんだらけのような中古屋に買い叩かれるより、ヤフオクで吊り上がるのを待つのが常道です。
 渋谷店で販売されている限定品は、イベント当日のうちにまんだらけに持ち込まれて買い取った物と言えるでしょうか?ありえません。
 そもそも販売数があまりにも少数で、一般参加者では購入できなかったディーラーのアイテムが含まれているようです。
 まんだらけはディーラー参加という一般参加者より格段に有利な条件で、自社店舗で販売するためにアイテムを買い漁っていたのです。 
 問題点2:
 あんたら当日版権の意味を理解してますか?
 ガレージキット*1で既存のキャラクターなどの版権が存在する物を扱う場合、いわゆる同人誌などと違い、企業や作家(版権所有者)から販売許可を得ないと、たとえファン活動であっても頒布してはいけないというルールがあります。
 しかし版権所有者にとっては、無数に存在するディーラーに対して個別に対応するのは不可能です。
 そこで開催者が窓口となって、一括して「イベント当日だけ金銭で取引してもいい権利」を取得します。
 これが「当日版権」の制度です。
 ネットオークションでの取引も禁止されていますが、個人単位のため黙認せざるを得ないのが現状です。
 さて、まんだらけが大々的に宣伝しているワンフェス限定品の数々。
 当然ですが当日版権の適用下にあり、イベントが終了すれば販売することはできない物ですが、御丁寧に上乗せした価格で半永続的に店頭販売しています。
 結論:
 株式会社まんだらけは本物の馬鹿企業

*1:海洋堂のサイトより「既製のプラスチックモデルに飽きたらず、自身の造形的ニーズやクオリティにこだわるマニアたちが、自分自身で造りあげた原型をシリコーンゴムで型取りし、レジンキャストと呼ばれる二液混合硬化型のプラスチック樹脂を注型して複製品を作り、その価値を理解・共有することができる仲間だけにごく少量だけ頒布していた手作りの模型」