恐怖に屈した時、闇に引き込まれる


To Heart 〜Remember my memories〜
 OPの絵が本編使い回しの手抜きっぷりや、2話目にして作画が大崩壊する先行きの不安など、私見では芳しくない評価の本作でしたが。
 先日放映された第3話のラストで、これからの展開が期待度満点になりました。
 幼馴染ヒロインと主人公の仲を脅かす、悪の天然メイドロボが封印されてから1年。
 奴が帰って来やがりました。しかも御丁寧に記憶喪失になって。
 はいそこ、ロボットが記憶喪失ってありえなーい、という至極もっともな突っ込みはこの際置いといてください。
 一時的に記憶領域にアクセスできなくなったとか、そんな説明らしいです。
 主人公の目的はその記憶を取り戻すことですが、既知外と紙一重というか、むしろ向こう側な奇行を繰り広げます。
 心中穏やかでないのは幼馴染ヒロイン。
 潰えたはずのメイドロボルートへのフラグが再成立する不安と、どんどん壊れていく主人公。
 そして放送2回分の紆余曲折があって、記憶が戻りくさりやがりました。あーよかったね。
 はいここからが最大の見所です。
 記憶が戻り、本当の意味での再会を喜び合う主人公とメイドロボ。
 それを見つめる、完全に取り残された幼馴染ヒロイン。
 あえて表情を見せない演出ですが、決して再会を喜んでいる様には見えません。 
 というか完全に黒化してます。
 そのうち主人公を壁に押し付けて胸倉掴んでBGMが3回ぐらいループするような、Bパートを丸々使う問い詰めイベントが発生するのでは。
 次週は別キャラのエピソードですが、最終的には幼馴染vsロボで決着すると予想しつつ、チェックを続けようと思います。
 
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 真っ先にチェルノブを思い浮かべてしまいました。